人には裏の顔が有る
昼間は普通の暮らしをしている人が
夜は全く別の姿を見せる事が有る
これは、エオルゼアの夜を駆ける
3人の怪盗の物語である
・・・
『今夜決行だ・・
準備は出来ているか?』
『よし・・集合は24時。
ラベンダーベッドで落ち合おう』
・・・
~ラベンダーベッド~
『怪盗レッド!!』
『怪盗ブルー!!』
『怪盗カナリーイエロー!!!』
『我ら・・・』
『怪盗キャッシュナイ!!』
キャッシュナイ(無い)は読んで字のごとく
「現金が無い」者達である。
給料日が来ると即座に
クレジッドカードの支払いにより、
口座のほぼ全額が引き落とされてしまうのだ。
そんな常に現金の無い彼らは、
現金が有りそうな家を見つけては
侵入を繰り返していた。







おれでも気さくに話せるかも知れないからだ
人の目を見て話せナイ・・
イエローはコミュ障だった。




怪盗なのに度胸ナイ

2人を呼ぼう

誰もいナイ


協調性がナイ
緊張感がナイ
その時
緊急事態発生

その時
『アハハハハハ』
部屋中に笑い声が響き渡った。
ブルーが爆笑していた
しかし
ブルーが笑うのをやめナイ
そして
離籍マークがナイ
輪を乱す者は許さナイ
エモートログが消せてナイ
足並みを乱したのはイエローだった。
イエローにイエローカード1枚




プールがヤバイ

意外と悪くナイ
この子たち
容赦ナイ






家主がイナイ
その時
え?







嘘は良くナイ
こうして・・
怪盗達の夜は明けたのだった
・・・

キャッシュナイ(無い)