FCマスターとしてFCを盛り上げる為、
当時私はメンバー数を増やす事を考えていた。
その時はFCの大乱立時代。
周りも皆、勧誘活動を積極的に行っていた。
その為、勧誘シャウトを行っても、
ほぼほぼ反応が無いという状況だった。
殆どの人が既にFCに所属していたのである。
グリダニアで叫び、ウルダハで叫び、リムサで叫ぶ。
しかしその叫びは空しく響くだけで、
誰からの返答も得られなかった。
やり方を変えなければならない・・
他のFCと同様勧誘シャウトだけでは、
結果に結びつかない事は明らかだった。
そこで私が考えたのが・・
直接Tell勧誘である
ダイレクトリクルーティング。
「FCの勧誘でお声かけしています」
待っているのではなく、
こちらから声を掛け勧誘するのだ。
やり方は至ってシンプル。
まずはPC一覧で同じエリアにいる
プレイヤーをチェック。
所属FCのところを確認。
そこが空白の人=FC未所属の人となるので、
そのプレイヤーにTellを行うのだ。
ただ、このやり方にはネックが有る。
そう・・・ある要素が求められるのだ
それは
メンタルの強さ
これは致し方ない部分も大きい。
なぜならTellを受ける側も、
いきなりの連絡に驚き、戸惑う。
そういった行為に抵抗の無い方は
寛容に受け止めてくれるが、
中には不審に思う方もいる。
不審がられたり怪しまれたりしたら、
終わりである
なので、最初はTellから入るが、
今どこにいるか尋ね、
直接会うという手法を取った。
顔を合わすことで、服装や仕草から
『誠実さ』を伝える事が出来ると考えた。
ただそう簡単にうまくは行かない
そこに待っていたのは
完全なる拒絶
スルーも当たり前。
「結構です」「間に合ってます」
「芸能人の○○君を崩した感じの顔だね」
その様な解答を連続で受ける時もある。
しかし
過去の記事でご存じの方もいるかと思うが、
私は過去に3年以上
「ド新規飛び込み営業」をしていた経験がある。
メンタルには自信が有る。
拒絶にも屈せず、ひたすらに声をかけ続けた。
なんのこれしき
これごときでは
私のこころを
折ることは・・・
折れました
ここまでは直接Tellの大変な部分に
フォーカスしたが、良い部分もある。
Tellのやり取りを通し、その人の
人となりが見えてくるのだ。
会話をする中でこの人はうちに合いそうだな、
この人はちょっと違うかなというのが分かる。
合わなそうだなという人は、そこまで強く
勧誘せずに話を終わらせれば良い。
要はフィルターをかける事が出来るのだ。
それによりFCの雰囲気とマッチする人に
加入してもらうことが出来、ミスマッチの
リスクを抑えられ双方にとってメリットが有る。
合計で100人以上にTellを送っただろうか。
前述したとおり警戒心を持つ方もいたが、
突然のTellを受け入れ、
話を聞いて下さった方は沢山いた。
そして
1人・・・
2人・・・
3人・・・
増えていく
ミコッテ(♀)
そう。直接Tellでの勧誘には
大きなメリットがある。
フィルターをかけられるのだ。
その為自分の趣味嗜好に沿った
お気に入r
違う
違う違う違う
違ーーーーーーーう
断固として否定する。
私は決してミコッテ(♀)のみを
勧誘しているわけではない。
ミコッテ達とニャンニャンしたい?
いや違う
ミコッテハーレムを作りたい?
違う!
私はFCを盛り上げたい。
皆で楽しみたい。皆で笑いたい。
その志のみで動いているのだ。
決してカワイイミコッテに囲まれて、
快適で~
最高な~
スーパーフリーカンパニーライフ♪
を送りたいなんて1ミリも思っていない。
しかし・・・
深まる疑念
メンバーの目も次第に
冷ややかになり、
したごころ
まるだしだっていいじゃない
ふなおだもの
と言われるようになっていた。
そして私が行うFCの勧誘活動は
こう命名されたのである。
『ナンパ』
なんで?
※参考文献※
FCフォーラムより
さすがにフォーラム上でナンパという表現は
まずいと思いメンバーが一部伏せてくれた。
そして「いつものコンボ」と言われるほど、
常習犯。やり手のナンパ師であった。
もはやこの時点で疑念は確信となっていた。
ふなおはミコッテハンターだと。
その後もミコッテは増え続けた。
当時を振り返るとこう思う。
かっぱえびせん状態でした
思い返すと勧誘には苦労した。
ただその分思い出も残っている。
彼とはグリダニアエーテライトで出会った。
彼女との最初の会話は極タイタンについて。
彼は1日検討したいと言い、翌日に返事をくれた。
彼は出会った時から全裸だった。様々な思い出がある。
その中でも非常に印象に残っているのが、
Sさん(お嬢)との出会い
このブログに最も登場している
うちのFCメンバーである。
おはようの可愛いララフェルから、
おやすみの超ドSエレゼンまで。
幾多のキャラクターを演じ、
多くのブログのネタを提供してくれた。
彼女がいなければ、
このブログも続いていなかったかもしれない。
そんな彼女も、
一番最初の接触はTell勧誘だった。
思い出深いエピソードなので、
少しその話をしてみたい。
まずは通常通りの流れ。
PC一覧からのピックアップ。
Sさんはこのリサーチにおいて、
FC未所属のプレイヤーという事が分かった。
そしていつもどおり、
直接Tellを行う。
「FCの勧誘でお声かけしています」
・・・
返事が無い。
ただ良くあること。
しばらく返事を待つことにした。
・・・
1時間程待っても返事が無い。
ただ、離席している可能性も有る。
その日はそろそろ落ちなければならなかった為、
また改めて声を掛けようと決めログアウトした。
そして数日後もTellを行ってみた。
離席が非常に多い人なのだろうか?
またしても返事は無かった・・・
そして1週間後
西ラノシア
私は馬を北西に走らせていた。
見たことのある名前。。
これは・・この出会いは運命!
声をかけなければならない。
強くそう感じ、
気付いた時には声を発していた。
この後どのような話をしたかは覚えていないが、
SさんはFCに入ってくれた。
最初のTellの際、
無視をされていると思い
諦めていたら・・・
あの時西ラノシアで出会わなければ・・
そして声をかけていなければ・・
今ここにもいないだろうし、
ブログ上の多くの記事も無かったのでは。
そう考えると、「縁」を感じ
非常に感慨深い思いになる。
Sさん(お嬢)は
当時どのように思っていたのか。
あの時どのように感じ、
FCに入ることを決断してくれたのだろう。
非常に気になり、本人に聞いてみる事にした。
声をかけられてどう思った?
「・・・」
「ガン無視した」