ヤシュトラのハートを盗もうとした者の末路

この物語は一人の女性のハートを盗もうとする
ある怪盗の物語である。

※パッチ5.2のネタバレがあります!

 

 

怪盗の名前は「カナリーイエロー」
怪盗は闇の戦士として数々の功績を称えられ
英雄と呼ばれていた。

 

 

彼は仲間の魂を、第一世界から
原初世界へと戻す方法を探していた。

 

 

その課題にも対処しつつ、
彼はある女性のハートを盗もうとしてる。

 

 

彼女は共に幾多の戦いをくぐり抜けた、
戦友だった。

 

 

彼女との関係も、このパッチ5.2の
メインクエストの中でケリをつけたい。

 

 

怪盗はそう決心していた。

 

 

・・・

 

 

頼み事があるというライナ。
レイクランドに出没するはぐれ罪悔いを
倒して欲しいとの依頼だった。

 

 

怪盗で有ると同時に闇の戦士。
人助けも重要なミッションである。

 

 

二つ返事で了承し、
彼ははぐれ罪悔いの討伐に向かった。

 

 

 

 

現地に向かうが、
既にはぐれ罪悔いは倒されていた。

 

 

とんでもない猛者が、
一撃で罪悔いを仕留めたとのこと。
一体だれがそんなことを。

 

 

一件落着。帰路につこうとした時、

 

 

 

 

この展開・・
もしや何のアプローチをかけることなく、
既にライナの心を盗んでしまったというのか。

 

 

この表情。間違いない。
これが百戦錬磨の怪盗の成せる技だ。

 

 

 

 

 

と思いましたが違いました。
やだやだ。すぐ男って勘違いしちゃう。

 

 

確かに水晶公は若々しい。
素敵なイケメンだ。だがしかし、、
老人を感じる・・?

 

 

非常に言いづらそうだ・・
老いを感じる?まさかもしかして、、

 

 

 

 

加齢臭問題?

水晶公ならぬ異臭公。

 

 

なんですか。そんなことですか。
全く神妙な面持ちで来るから、勘違いしますよ。
男ってすぐ勘違いしちゃう。

 

 

なるほど。そういうことですか。
健気すぎるよライナさん・・!

 

 

こんなにも健気なライナさん。
これは応援せざるを得ませんよね。
邪魔にはならないなんて野暮な言い方はいけません。
しっかりと背中を押してあげなきゃね。

 

 

『寂しそうにしていたぞ』

怪盗としてハートを盗むのが本業ですが、
時にはキューピットの側面も見せる私です。

 

 

そうですよ。いやむしろもっといきましょう。
ガンガンね。思い立ったら今ココですよ!

 

 

 

 

そうそう水晶公おじいちゃんだから。
おじいちゃんって良いよね。うん。

え??もしやライナは・・・

 

 

 

 


おじいちゃんハンター?

 

純粋無垢なご老人の心を弄ぶ悪女?
分からない。私には彼女の心が分からない。

 

 

 

 

近くにいた兵士も何かを感じ取っている。
やはり・・ライナはおじいちゃんハンターか。
水晶公の心を彼女に盗まれてはならない。
盗むミッションに加え、盗まれるのを防ぐという
ミッションも加わってしまうとは・・予想外だ。

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

引き続き魂を帰還させる方法を模索する一行。
そしてついにここで・・

 

 

チャンス到来。
再びアシエンと相まみえるのであれば、
知識が必要という彼女。
これは二人きりになれるまたとないチャンス。

 

 

「気をつけてね」
あえてそっけない態度を取って、
相手の興味を引く?そんなのはナンセンス。
ここはストレートに、
素直に思いをぶつけるの一択!!

 

 

 

 

 

『自分も行きたい』

 

 

 

 

 

 


【ヤシュトラの好感度が 5 上がった!】

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

ラケティカ大森林の遺跡に向かう。
皆とは別行動の今、ここでヤシュトラとの
距離を一気に縮めておきたい。

 

 

時間はたっぷりある様子。
ここで決着を付けようではないか。

 

 

中に入るとそこには
巨大な像がそびえ立っていた。

 

 

そしてお約束通りモンスターへ。
ここで華麗にヤシュトラを守り、
彼女のハートを盗んでしまおう。

 

 

そう思った瞬間転移させられ、
いきなり5対1みたいな感じになっていた。
悪の組織に1人で挑む戦隊イエロー。
この後イエローのみボコボコにされるが、
その後全員で戦って勝つ未来が見えた。

 

 

なんということでしょう。
みんなはカードにされてしまいました。

 

 


魔物め・・なんてことを・・!
(グッジョブ!ここで華麗に彼女を救えば
 好感度アップ間違いなし!!)

 

 

そして試練が始まった。
3つの像から正しいものを選なければならない。
選べるのは、「オウム」「大猫」「大猿」。
出された問いは、

 

 

ふむ・・
「手先が器用」か・・
なるほど。怪盗は閃いた。

 

 

 

 

 

ググろう

私って手先が器用なんです。
しかし残念。
地下なので電波が無い様DEATH。

 

 

猫か・・手先の器用さは、
ねこじゃらしの扱いから見て取れる。
爪を研ぐイメージもあるが、
手先が器用というか綺麗になる。
これは違うか・・?

 

 

オウム。もはや手と足が一緒。
しかしインコを飼っていた私は分かる。
インコしかりオウムは器用だと。
片方の手で食べ物をつかみ、
片足立ちしながら食べ物を口に運ぶ。
彼らはそんな事だって出来た。

すいません子供の時の記憶なので、
うろ覚えです。出来ないかもしれません。
それよりオウムとインコの違いって何?

 

 

魚住の像。失礼それはボス猿でした。
確かにこの中では一番手先が器用そうだ。
そう。何よりもあれです。毛づくろい。
細やかな手さきで仲間の猿に
毛づくろいをする姿。これが印象的。
あれを器用な手さばきと言わず何という。
でもデカイ猿をイメージするとなんかシュールです。

 

 

 

 

ようわからんですが、
正解した様です。

 

 

今まで幾多のトラップを潜り抜けてきた
怪盗カナリーイエロー(かなり黄色)。

 

 

一発で全問正解。

 

 

 

 

 

 

 

そして次の課題へ。
この課題をクリアすれば、
ヤシュトラを救うことが出来る。
スマートに救いだして見せるさ。

 

 

カードをめくらなければならない様子。
一枚開くと、謎のつま先立ちをする
テンション高めのキャラの絵が出てきた。

 

 

しかし何も起こらない。
なので、もう一枚めくりましょう。
次は何が出るのか・・
ここが怪盗の腕の見せ所だ。

 

 

 

 

 

 

 

こっちからだと見えねぇ

 

 

モンスター出現

 

 

 

 

 

 

どうやら失敗の様だ・・

 

 

 

 

【ヤシュトラの好感度が 5 下がった】

 

 

 

 

気を取り直してまいりましょう。
失敗してからが怪盗イエローの真骨頂。
見るがいい・・怪盗の引きの強さを!!

 

 

 

 

 

ヤシュトラァアアア

 

見たか。この引き。
怪盗の心、鉄のごとし!!!
強靭なメンタルは何事にも動じない。

 

 

 

 

ん?

 

その時、電話がかかってきた。
怪盗は有給休暇だったが、
それを知らない取引先が電話をかけてきたのだ。
しかし怪盗は動じない。ゲーム中だろうが、
しっかりと対応する姿勢。まさにビジネスマンの鑑!

 

 

あ~お世話になっております!
ご無沙汰しております~
最近調子はどうですか?

 

 

え?そこもお取引あるんですね!
御社さすがですね~
こちらからの紹介なんて
いらないんじゃないですか~?w

 

 

あ、そういえばここの
お客さんなんてどうです?
え?あ~なるほど~
はい・・ほぅ・・
なるほど、、、ふむふむ

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

はい!承知しました!
引き続きよろしくお願いします~

 

 

 

 

 

・・・?

 

 

 

 

ここはどこ ?

 

 

ここはどこ。私はだあれ。
一体何が起こったというのか。
ついさっきまで遺跡にいたはず。
なぜこんなところに・・・

 

 

チャットログを見てみると、
そこには衝撃の事実が。

 

 

 

 

 

強制退出

 

 

長電話で一発レッドカード

 

 

 

悲しいかな2回目のスタート。
先程の苦労が水の泡と考えると、
切なくなってくる。取引先が憎い。
全ての取引が無くなってしまえばいい。

 

 

しかし2回目の利というものもある。
正解が全て分かっているのだ。

 

 

驚異のスピードでここまで戻って来た。
そして・・ヤシュトラ、
君が隠れている場所も分かっているのさ。

 

 

右手前のカード。
そこに愛しい君はいる。

 

 

さあ。出ておいで。

 

 

 

 

なんで?

 

 

 

 

 

【ヤシュトラの好感度が 5 下がった】

 

 

まさかの配置が毎回ランダム。
その事実に衝撃を受けるが、
その後無事にヤシュトラを開放。

 

 

遺跡のボスを倒し

 

 

遺跡に隠された秘密を知った一行であった。

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

その後、一行は森の中で彼と出会う。

 

 

アシエン・エリディブスである。

 

 

対話を図るが、話は折り合わず。
「和解も理解も有り得ない」
そう言い残し、彼は去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千載一遇のチャンス。
ここで彼女の意見を後押しすれば、
好感度アップ間違いなし。
「気は進まないが、仕方ない・・」
この選択肢は無い。となると残りは二つ。

「自分も彼らについてもっと知りたい」
悪くは無い。ただインパクトに欠ける。
二人の距離を一気に縮めるには
多少の冒険も必要。
ここは、、少し賭けに出てみよう。

 

 

彼女の・・

 

 

 

 

母性本能をくすぐる

 

 

 

 

『お母さんに賛成です』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

一足遅かったんです・・
既に盗まれた後でした。

 

 

いいえ。彼は何も盗めなかった。
そうですよね?

 

 

いや、ヤツはとんでもないものを
盗んでいきました。

 

 

 

 

和やかな空気を

 

 

彼の一言でその場は凍り付き、
まるで全員がダイアモンドダストを受けた様に、
ピクリとも動かなくなってしまったんです。

 

 

その発端となった彼は
どんな様子だったんでしょう。

 

 

悲惨な顔をしていましたよ。
この世の終わりかの様な。

 

 

真っ青になった顔が目に浮かびます。

 

 

それどころの騒ぎじゃありません。
彼は・・

 

 

 

 

オールブルーだったんです

 

 

・・!!

 

 

もはや彼は死人も同然。
ドラエモンみたいなドザエモン。
この場を変えられるのは私しかいませんでした。

 

 

そして、私の一言をきっかけに、
時は再び動き始めたのです。

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔法の言葉

 

 

『だとしたら』

 

 

 

 

『ナイスパワープレイ』

 

 

 

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